こんにちは、いろはです。
今年から薪ストーブデビューをした、いろは。
導入までにいろいろと悩み、考えた結果Mt.SUMIのコージーを購入しました。
今回は、薪ストーブのレビュー記事です。
薪ストーブ始めてみたいという人、Mt.SUMIのコージーが気になっている人は参考にしてみてくださいね!
薪ストーブを導入しようと思った理由
キャンプを初めて約2年。
私たちのキャンプは、3~4月くらいの暖かい時期から始まり、6.7.8月の梅雨・夏の期間はお休み。
9~12月に再開し秋冬キャンプを楽しみ、1月からまた休むというスタイル。
夫と私の休みの兼ね合いもあり、キャンプに行けるのは月1回程度。
コロナ禍でキャンプに行けない時期もありましたが、ここ一年を通して感じたことは、私たちは夏キャンプがどうしても無理だということ。
暑くてベタベタする夏が我慢できない、そしてなによりも私は虫が苦手。
でも最近ますますキャンプが好きになり、もっとキャンプに行ける日を増やしたい!
そこで、人も多いので夏に頑張ってキャンプをするよりも冬にキャンプに行ける日を増やそう!
そのためには、真冬でもキャンプができる冬装備が必要だということになり。
最強の暖かさを求めて、薪ストーブ導入の検討を始めました。
それまでは石油ストーブを使用していた我が家。
石油ストーブでも問題はないのですが、それでも薪ストーブにした理由は
- 石油ストーブだと灯油の取り扱いに気を遣う
- 薪ストーブのほうが火力が強いため、暖かい
- 天候が悪いと外で焚火ができないため、テント内で炎を眺めたい
- 薪ストーブの上で調理をしてみたい
一番の理由は暖かさ、そしてテントの中で炎が見られるというところ。
石油ストーブも温かいですが、やはり炎には敵いません。
暖かいテントの中で炎が見られるのもいいですね。
そして持ち運びの安全さも魅力的。
車に石油ストーブを積み込む際はストーブ内の灯油をすべて抜き、キャンプ場で使う分を注入し、持ち帰りの際は残っている灯油を燃やしきる、あるいは持ち運び用のタンクに入れてストーブ内の灯油を抜きます。
そしてこれは個人的な感想ですが。
灯油を持ち運んでいるからか若干車内の空気が悪い気がします。
(しっかりタンクを閉めてはいますが、やはり少し匂いは漏れるようです。)
なので我が家は灯油を載せているときは窓を少し開けて喚起をしながら走っています。
危険物を取り扱っているので、安全に持ち運びができるように使用中や移動時、積み込み時にも気を遣う部分があります。
薪ストーブに関しても使用時には気を遣いますが、移動時は気を遣うことがないので気持ち楽です。
燃料の薪も現地で調達でき、荷物が減らせて便利です。
Mt.SUMIのコージーに決めた理由
薪ストーブを購入することを決心したら、どのメーカーの薪ストーブを買うのか?
これはかなり検討しました。
ステンレスや鉄といった素材の違い、重量や値段など検討する要素はさまざま。
アルペンへ実際に足を運んで実物を見てじっくり検討。
そのなかから我が家が選んだ薪ストーブは、Mt.SUMIのコージー。
そもそもMt.SUMIには、コージーのほかに3面ガラスになっているオーラ、縦型の薪ストーブエモの3種類があります。
コージーは、ソロキャンパーや薪ストーブ初心者向けのモデルとなっていて一番小さいサイズです。
鉄素材で重厚感があり、重量は付属品併せて約14kg。
コンパクトサイズなので、薪が35センチまでしか入らないのは注意が必要です。
(一般的にキャンプ場で売られている薪のサイズは40センチ。)
煙突ガードなどの付属品も充実!
薪ストーブの詳細を知りたい人は公式HPもご覧ください。
この薪ストーブに決めた理由は、2つあります。
決め手①見た目のかっこよさ
一番の決め手は、単純に見た目のかっこよさに一目ぼれしたから。
黒色で重厚感のある見た目がかっこよくて、テント内に置いたらかっこいいサイトにしてくれそうと思ったからです。
でもこれって、重要なポイントではないですか?
いくら機能性に優れていても、見た目が気に入らなければ使っていても楽しくないと思います。
いろいろな商品を見て、ある程度機能面に納得できるものであれば最終的には自分が好きな見た目かどうかで決めていいと思います!
決め手②変形しづらそう
どの薪ストーブを購入しようか迷っているころ、いろいろな人の薪ストーブレビューの動画を見ました。
見ていて感じたのは、ステンレス素材のものは軽いけども変形がしやすそうということ。
結構熱で変形している動画を見ました。
(温度が下がってくると元に戻ると思います。あとは個体差もあるかと。)
このころから火を扱うため、安全面はしっかりと対策したいと考え始めました。
結果、重さはあるけども鉄の素材のしっかりしたものを購入したいと考えるようになり、Mt.SUMIの薪ストーブ購入に至りました!
Mt.SUMIの薪ストーブ導入にあたっての安全対策
薪ストーブの導入を決めた我が家。
薪ストーブ導入にあたって我が家が取り入れた安全対策は以下の対策です。
①テントの購入
②煙突ガードの購入
③一酸化炭素チェッカーの購入
④温度計の購入
その他に、薪ストーブ使用中はテント内の喚起をするのを忘れないように!
①テントの購入
手持ちのテントに穴を開けたりして工夫して薪ストーブを導入している人もいますが。
私は抵抗があったので、新たにテントを購入することにしました。
新しいテントの条件は、煙突穴が最初からある燃えにくい素材でできているテント。
有名なのはノルディスクのアスガルド。
我が家も検討していましたが、お値段が高く、手が出しづらい…。
いろいろ探し回った結果、ニュートラルアウトドアのTCテントに辿り着きました。
このテント購入の理由としては以下の理由で決めました。
- 煙突穴がついている
- 燃えにくい素材のTCテントである
- ノルディスクに比べてお値段がお手ごろ!
- 他のキャンパーさんのテントと被りにくい色
購入の決め手は、ノルディスクと同じようなテントなのにお値段がお手ごろだったこと。
ノルディスクのテントだと10万円以上するテントが、ニュートラルアウトドアのTCテント3.0(3~5人用)だと63,800円(税込)で購入できます。
これはうれしいです!
そしてこういうベルテントはベージュっぽい色が多いのですが。
ニュートラルアウトドアのテントはブラウンというちょっと変わった色合い。
他のキャンパーさんと被りにくい色なのも気に入りました。
その他、最低限の条件の煙突穴がついている、燃えにくい素材のテントも満たしていたのでこのテントの購入に至りました。
2023年の2月時点で売り切れているサイトが多いので見つけたらチェックしてみてくださいね♪
②煙突ガードの購入
薪ストーブでテントが燃えるという事故が起こるのは煙突がテントに触れていることが原因の場合が多いです。
薪ストーブは200度以上の火力が出せるので煙突の熱も相当の温度になります。
煙突穴が開いているだけでは不安なので煙突ガードを購入し、煙突とテントが直接触れないよう対策をしました。
煙突や煙突ガードに耐熱の布を巻いている人も見かけますが。
逆に熱がこもることもあるので我が家では煙突ガードのみ対策をしています。
薪ストーブ購入から5~6回ほど薪ストーブを使用しましたが、テントが燃えるという現象は幸いにも起こっていません。
煙突とテントが直接触れないように煙突ガードが防いでくれています。
テントと煙突が直接触れないということが重要なポイントなんだと改めて感じました。
なので煙突ガードは最低限の安全対策として購入することをおすすめします!
③一酸化炭素チェッカーの購入
石油ストーブ使用の時にも言えますが、テント内での火器の使用は自己責任。
一番怖いのは一酸化炭素中毒です。
楽しいキャンプのはずが、気づかないうちに命を落とすといった最悪の事態にならないためにも一酸化炭素チェッカーは持っておくと安心です!
④温度計の購入
薪ストーブは思っている以上に高火力が出ます。
薪を入れ過ぎて高温になり、煙突が熱くなりすぎるとテントが燃える原因にもなります。
温度がわかると料理の火加減の時にも役立つので、持っておいて損はありません。
安全に薪ストーブを使用するためにも薪ストーブ用の温度計は準備しておくといいと思います!
Mt.SUMIのコージーで薪ストーブデビュー!実際に使ってみた感想
【薪ストーブデビュー、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでのキャンプ記事はこちら】
実際に薪ストーブデビューして良かったところ、残念なところをまとめてみました。
薪ストーブ導入で良かったところ
- 石油ストーブよりも暖かい
- 薪ストーブの上で調理ができる
- 非日常感(キャンプに来たんだ!)が体験できる
- 暖かいテントの中で炎の揺らめきが見られる
- 熱で変形することなく、安全に使用できる(Mt.SUMIコージーに関して)
薪ストーブを導入して一番良かったところは、暖を取りながら調理ができるところ。
Mt.SUMIコージーは鉄素材のためか、火力も想像以上に強いので調理中のストレスはありません。
すぐに調理ができる用&火つけ用にガスボンベ1本を念のため持っていきますが、それ以外の調理器具はお鍋以外持っていかないので荷物も減ります!
薪ストーブの上で調理したお鍋は、熱々で寒い冬にはたまりません。
左右についている棚の上に置いておけば保温もできるので、いつでも温かい料理を食べることができますよ♪
熱で変形もすることなく、安全に最後まで楽しむことができました。
(薪ストーブ購入から5~6回ほど使用しましたが、今でもガラスが割れる、熱で変形するなどの現象は起こらず、安全に楽しく使用できています♪)
そして、暖かいテントの中で炎を眺めることができるのもうれしいです。
なかなか自宅に薪ストーブがある家は珍しいと思うので、キャンプ場でしか味わえない楽しみではないでしょうか?
そうした非日常感が味わえるのも魅力のひとつです。
薪ストーブ導入で残念なところ
- 重い(Mt.SUMIコージーに関して)
- 一般的な40センチの薪が入らない(Mt.SUMIコージーに関して)
- 暖かくなるまでに時間がかかる
- 後片付けが大変で撤収作業に時間がかかる
薪ストーブ導入で残念なところは、撤収に時間がかかるというところ。
朝から薪ストーブを使用した場合、完全に火が消えてから薪ストーブ本体を冷まし、煙突掃除や灰の処理などを行わないといけないので後片付けが大変で時間もかかります。
その作業も楽しめるという人はいいですが、面倒だと感じる人は導入自体をもう一度検討し直した方がいいかもしれません。
チェックアウトの時間から逆算して余裕を持ったスケジュールで撤収作業を進めるか、朝は薪ストーブを使用せず他の寒さ対策を考えてみるといった工夫が必要です。
あるいは、チェックアウトが遅いキャンプ場を探すのもアリだと思います!
あとMt.SUMIコージーに関して残念なところは、やはり重量の重さと一般的にキャンプ場で売られている40センチの薪が入らないというところ。
重さについては鉄でできているので仕方がないところです。
そのかわり、変形せず安全に使える安心感はありますよ。
薪が入らないという点もノコギリを使って切る作業が苦にならない人は大丈夫ですが、そうではない人は事前に小さいサイズの薪を購入しておくか、大きいサイズの薪ストーブを検討するのがいいかもしれません。
使いにくいところもありますがいろいろと改善をして、楽しい冬キャンプが過ごせるといいですね♪
おわりに
人生何が起こるかわからないから、好きなことをやりたいと思ったときにやろう!
そう思うようになり、ずっとやってみたいと思っていた薪ストーブ導入を決意。
「テントが燃えたらどうしよう…。」
など、できない理由ばかりを考えていましたが。
正しく取り扱いをすれば問題なく楽しめるし、ますますキャンプが楽しくなりました。
薪ストーブ初心者や導入に悩んでいる人の参考になれば幸いです。
紹介したキャンプギア
キャンプで薪ストーブにチャレンジしてみたいという人はマウントスミの薪ストーブをチェック!
薪ストーブを安全に使用するためのその他のキャンプギアもチェック!
【薪ストーブデビュー、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジでのキャンプ記事はこちら】
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