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教養(インテリ)悪口本

こんにちは、いろはです。
今回は久しぶりに読書記事です。
本は読んでいるんですが、時間がないを理由に記事を書いておりません。
紹介したい本がいっぱいあるので頑張って書こうと思います!

今回紹介する本は堀元見さん著書『教養(インテリ)悪口本』です。
本のタイトルだけでは何それ?と思うかもしれませんが、私はかなり面白く読めたのでご紹介したいと思います!

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『教養悪口本』の内容と感想

インターネットは悪口ばかりでつまらない。
つまらない悪口は見たり聞いたりすると、不愉快で嫌になる。
だけど悪口に知性とユーモアが加われば、笑い飛ばす原動力になり、場が少し明るくなる。
不快さを楽しさや知的好奇心に変えられるのが「インテリ悪口」であると著者は伝え、さまざまなインテリ悪口が紹介されています。

「植物だったらゲノム解析されてそう」
「その企画、パリティビットが意味をなさない品質ですね」

上記はインテリ悪口の一部ですが。
言われた瞬間は何を言っているのかわからず、むしろ悪口なのかわからない(笑)。
それよりもどういう意味なのかという点に興味が出てきます。
そして意味を聞くとなるほどと納得してしまう。
あまりにも場面にぴったりなインテリ悪口が紹介されていると思わず笑ってしまいます。

著者は理系の人っぽいのですが、文系の人にもわかりやすいように難しい知識についてきちんと説明してくれ、書いていることは悪口なのに勉強にもなります(笑)。

つまらないのは悪口のせいではない。
知性とユーモアがないからだとする著者の考え方も面白いです。

ただのつまらない悪口も知性とユーモアを加えれば笑いになるという逆転の発想が好きです。
悪口を言わないで気が済むならそれがいいですが、どうしても我慢できないときにインテリ悪口に助けてもらうのはいいかもしれませんね。

本のタイトルからは難しそうで手に取りづらいと感じるかもしれませんが、読み始めたら一気に引き込まれる面白さがあります!
ネットや現実世界の悪口に疲れている人、面白く新しい知識を吸収したい人に読んでほしいおすすめの本です。

  • ネットや現実世界の悪口に疲れている人
  • 面白く新しい知識を吸収したい人

『教養悪口本』の魅力

『教養悪口本』の魅力については以下のような魅力があります。

①知性や知的好奇心が身に着く
②人生を楽しく生きていくためのヒントを教えてくれる

①知性や知的好奇心が身に着く

インテリ悪口なので悪口の内容がハイレベルです。
ゲノム解析?
パリティビット?

などあまり聞いたことない言葉が多く登場します。

著者の知識は理系の話から神話や文学に至るまで幅広く、幅広い分野の中からその場面にぴったりのインテリ悪口を当てはめ、生み出します。
難しい知識の話でもざっくりと分かりやすく話をまとめてくれているのでその知識を知らなくてもなんとなくは理解できます。
むしろもっと詳しく調べてみようかなと新たな知的好奇心が出てきたり…。
悪口なのに知的好奇心や知性が身に着くってすごくないですか(笑)?

②人生を楽しく生きていくためのヒントを教えてくれる

悪口を言うとき、言っている人も嫌な気持ちだし、聞いている人も不愉快な気持ちになって。
どちらにとってもプラスにはなりません。

そんな時インテリ悪口を言うと、まず言われた瞬間は何を言われているのかわからない。
むしろ悪口を言われているのかもわからない。
意味を聞いて思わず納得してしまったり、悪口を言っていたこともばからしくなったりと明るい気持ちや笑いに変えることができます。

悪口を言ったり聞いたりして嫌な気分で過ごすよりも、インテリ悪口で明るい気持ちや笑いにしてしまう方が人生楽しく生きていけるというのが著者の考え。
人生を少しでも楽しくするための方法のひとつがインテリ悪口であり、知性とユーモアあるさまざまなインテリ悪口が紹介されているのが本書の最大の魅力だと思います。

おわりに

『教養悪口本』というタイトルからなんだか読みづらそうな本かと思いきや。
著者のくだけた表現や文章がとても読みやすく、笑いや学びもあり、個人的には面白く読めました。

購入して本棚に並べて残しておきたいと思うくらい気に入ったのですが(現時点では図書館で借りて読みました!)、この本が本棚に並んでいるのを見た人はどう思うのかな?というのが気になります(笑)。
それくらい面白かったので気になる人はチェックしてみてくださいね♪

紹介した本

『教養(インテリ)悪口本』 堀元見 著書



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