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精神科医が教える 読んだら忘れない読書術

読書

こんにちは、いろはです。
最近、朝晩が涼しくて秋のような過ごしやすい日が多くなりましたね。
秋といえば、読書の秋。
読書の秋に向けて、樺沢紫苑さん著書『精神科医が教える読んだら忘れない読書術』(以下『読んだら忘れない読書術』)をご紹介します。
本を読んで得た知識をきちんとインプットする方法を知りたい人におすすめの本です。

https://amzn.to/3RBQB02
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『読んだら忘れない読書術』は、記憶の残る読書術が書かれた読書の専門書!

忘れない読書術のグラフ

グラフの見方については、以下の記事を参照にしてください。

紙の本だけでなく、電子書籍も現在は普及しているので読書を実践しやすい環境が整ってきています。
スマホを触る時間を読書の時間に変えるというように簡単なことから始められるのも◎。
実生活への再現性は高めの位置づけに。

たくさん本を読みなさいと「多読」について書かれた本が多いなか、議論できるレベルまで内容を覚えていないと意味がないと「深読」の必要性を説明し、その方法について詳しく書いた読書術に特化した内容の本という位置づけにしました。

以上の点から総合的にグラフのような位置づけにしました。
読書の必要性についてきちんと学びたい人や本で学んだ知識を正しくインプットする方法を学びたい人におすすめの本です。

こんな人におすすめ!

  • 読書の必要性についてきちんと学びたい人
  • 本で学んだ知識を正しくインプットする方法を学びたい人

『読んだら忘れない読書術』の内容

読書している画像

「この本おもしろい!今度友達におすすめしよう!」
そう思っておすすめすると。

「この前おもしろい本に出会ってね。○○って本なんだけど。…えと内容はあんな感じだったような…。んー、詳細は覚えていないからとりあえずAmazonに載ってる本のあらすじ見て(笑)!

これは、私の実際の会話です。
友人からしたら、面白かったんじゃないの?!っていう説明ですよね(笑)。

いざ人に本をおすすめしようとするとき、肝心の本の内容を忘れてしまっているということ、ありますよね。
そんな悩みを解決してくれるのが、樺沢紫苑さん著書『読んだら忘れない読書術』です。

読書で得られるもの 情報と知識の違いとは?

『読んだら忘れない読書術』では、読書で8つのことが得られると書かれています。

  1. 結晶化された知識
  2. 時間
  3. 仕事力
  4. 健康
  5. 頭がよくなる
  6. 人生における変化
  7. 成長
  8. 喜び

今回注目したいのは、①結晶化された知識です。

そもそも、ネットで調べたらいろいろ分かるし、読書なんかいらないのでは?と思う人がいるかもしれません。
『読んだら忘れない読書術』ではネットで得られるものは「情報」、読書から得られるものは「知識」としており、情報と知識には違いがあります。

  • 情報(information)…事実であり、結果であり、事象。
    断片化されていて体系化されていないもの。1年たつと古くなる。
  • 知識(intelligence)…事実、結果、事象の積み重ねから吸い上げられたエッセンス。
    10年たっても古くならない。

ネットから得られる情報はすぐに古くなってしまい使えないものになってしまいます。
ですが、本から得られた知識は古くなることはなくいつまでも実践可能なもの(=結晶化された知識)として残ります。

読書では、著者たちが時間をかけて抽出した結晶化された知識を本を読むだけで身につけることができます。
短時間かつ低価格(本代1500円ほど)で効率的に抽出されたエッセンスを吸収でき、いつまでも使える知識が身につくのは、読書の最大のメリットなのかもしれませんね。

読んだら忘れない読書術の基本 

『読んだら忘れない読書術』では忘れない読書をするための3つの基本が書かれています。

  1. 記憶に残る読書術
  2. 効率的に読書をする
  3. 速読よりも深読を意識する

①記憶に残る読書術は、読書後1週間以内に3回アウトプットをすることです。
アウトプットの方法としては、読書後SNSで感想や気付きをシェアする、ブログを書いてみるといった方法があります。
アウトプットをすることで、脳に「この知識は必要なもの」とインプットさせ、長期記憶として記憶しておくことができるそうです。

また、心が動くような読書も記憶の残る読書術としては最適です。
感動したといったように心が動くような出来事があると、記憶力を高める脳内物質が発生し記憶に残りやすいそうです。

②効率的に読書するは、スキマ時間を使って読書をすることです。
読書術=時間術と著者は述べているように、スキマ時間にしていたスマホを見る時間を読書時間に変えるだけで本を読む時間を捻出することができます。
スキマ時間をうまく利用できる人は時間管理能力も向上し、読書で知識を得ることもできて一石二鳥です。

③速読より深読を意識するは、本の内容について議論できるくらいまで読み込むということです。
月に10冊以上読んでいても内容を覚えていないと意味がない。
読む冊数は少なくても、深読をすることで自己成長に繋がります。

『読んだら忘れない読書術』を読んで読書ルーティンを変えてみた!

歩く人の画像

今までの私の読書は、本を読んだら基本はそのまま何もせず。
たまに夫や友人に「あの本よかったよ!」とおすすめするくらいでした。
読書後にきちんとアウトプットをしていなかったから、記憶に残ることもなく、いざというときに内容を覚えていないという結果に。

「せっかく読書をしているのに、これではもったいない!」と思い、『読んだら忘れない読書術』を読んでからは以下のような読書ルーティンをしています。

『読んだら忘れない読書術』読後の読書ルーティン
  • step1
    読書をする

    アウトプットを意識して読む
    主に朝、スキマ時間、就寝前などの時間を使う

  • step2
    ノートに読了した本のまとめをする

    本の内容、気付きや実践したいことなどをメモする

  • step3
    ブログに記事を書く(当ブログ)

    まとめたノートを見ながら構成を考え、記事を書く

  • step4
    SNSでの発信

    Twitterにも読了した本についての考えや感想を投稿する

このルーティンにすると、ノートにまとめる、ブログに書く、SNSに投稿で合計3回アウトプットをすることができます。
さらに長期記憶を促すために、step2~4の流れを1~2週間以内にするように心がけています。

実際にこのルーティンに変えて実感したことは、人に本の内容を説明するときにあまり悩まなくなりました。
ノートに本の内容をまとめたり、ブログを書いたりとアウトプットを繰り返すうちに、自然と本の重要なポイントがわかるようになったんだと思います。
また、ブログやSNSに投稿することで自分の書いた記事や投稿が電子データとして残るので、日にちがたってからでも検索をすればすぐに見直すことができるのは便利です。

さらに、ブログの記事やSNSの投稿が増えると「こんなに自分の中に知識が増えている、自己成長しているんだ!」と目に見えた頑張りを感じられ、読書ルーティンを続けるモチベーションにもなります。

慣れるまでは大変かもしれませんが、せっかく読書で得た知識を無駄にはしたくないので、これからもこの読書ルーティンは続けていきたいと思います。

おわりに

速読、多読を推奨する本が多いなか、深読しないと意味がないという考えは最もだなと感じました。
いままで読みっぱなしで無駄にしてしまった本の数は多いかもしれませんが、これからは『忘れない読書術』で学んだ読書ルーティンを継続して自己成長につなげたいと思います。

樺沢紫苑さんのほかの著書も記事にしているので、ぜひ読んでみてください。

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