こんにちは、いろはです。
今回ご紹介する本は、樺沢紫苑さん著書『精神科医が教える 人生を楽しめる人の考え方』です。
毎日を楽しむために必要とされる遊びについて書かれている本。
なぜ、遊びが毎日を楽しむために必要なのか知りたい人におすすめです!
『毎日を楽しめる人の考え方』は、脳科学的にも実証されている遊びの専門書!
グラフの見方については以下の記事を参考にしてください。
縦軸の位置は高めの位置。
寝る前の2時間に遊びを取り入れるというのは多くの人が意識すれば実生活に再現しやすいです。
読書や映画を見るなど簡単にできることばかりなので実践しやすいです。
横軸については、遊び方について1冊を通して詳しく書かれているので遊びに特化した内容の本です。
そのため、専門書寄りのグラフの位置づけにしました。
以上のことからグラフのような位置づけにしました。
毎日を楽しく過ごしたいと思っている人、遊びたいけど正しい遊び方が分からないという人におすすめの本です。
こんな人におすすめ!
- 毎日を楽しく過ごしたいと思っている人
- 遊びたいけど正しい遊び方が分からないという人
『毎日を楽しめる人の考え方』の内容
仕事が終わらないから残業をし、家に帰ると食事を適当に済ませ、面倒だからとシャワーだけ浴び、死んだように布団に入り、また嫌な仕事に向かう。
日本人のほとんどがこんな毎日を過ごしています。
でも、このままの生活で幸せになれるのでしょうか?
そんな悩みを解決してくれる本が、樺沢紫苑さん著書『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』です。
日本人は「遊び」が必要 成功者ほど遊びに熱中している!
そもそも時間には2種類の時間があります。
自分でコントロールできない時間・・・仕事時間など
自分でコントロールできる時間・・・アフター5など仕事以外の時間
自分でコントロールできない時間を良くしようとしても無駄です。
なぜなら自分だけの力では、状況を変えることができないからです。
ですが、自分でコントロールできる時間に関しては、自分の行動や考え方次第で状況を変えることができます。
そこで著者も、自分でコントロールできる時間、つまり、アフター5の時間を楽しむことを推奨しています。
アフター5を遊びでストレス解消する時間にすることで、心と体のリフレッシュができ、結果的に次の日の仕事のパフォーマンスをあげることに繋がります。
実際に一流の成功者ほど、人に教えられるレベルまで遊びや趣味を極めている人が多いです。
成功者に共通すること、それは、熱中、情熱、夢中、没入です。
成功するには継続することが大事ですが、それは楽しくないと続きません。
何かに夢中になり、無邪気に楽しめる人が成功する。
成功するには、遊びも必要ということがわかりますね。
- 自分でコントロールできる時間、アフター5の時間に遊びを取り入れることで、心と体のリフレッシュができ、結果的に仕事のパフォーマンスが上がる。
- 一流の成功者ほど、遊びを極めている!
遊びのメリットとは?
遊びには5つのメリットがあると著者は述べています。
- 創造性が鍛えられる
- さまざまな仕事力のアップ
- チャレンジ力が養われる
- 心と体の健康
- 幸せになる
これからの時代は、仕事がどんどんAIに替えられ、人間は仕事を奪われていきます。
では、人間はどうすればいいのでしょうか?
それは、AIには持っていない能力を身に着けるしかありません。
AIにはない能力を身に着けるために役立つのが、遊びです。
遊びをすることで、ひらめきや発想力、好奇心などが養われていきます。
AIは事務作業といった簡単な作業は得意分野ですが、ゼロから新しいものを生み出す作業は苦手な分野であり、人間にしかできないことです。
遊びならノーリスクで創造性、好奇心といったさまざまな能力を高めることができ、かつ、心身のリフレッシュにもなります。
心身をリフレッシュし、「今日もいい一日だった!」と終わることの積み重ねが人生を通しての幸せにも繋がります。
今後到来すると予想されるAI時代を生き残るためにも、ノーリスクで始められる「遊び」を通して人間にしかできない能力(創造性や好奇心など)を磨き、心身のリフレッシュをしながら幸せな人生を送ろう!
『毎日を楽しめる人の考え方』から実践したこと、変わったこと
著者は、遊びの効果を最大化させる6つの掛け算を本書で紹介しています。
そのなかで、私が実生活に取り入れているのが、「遊び×リラックス」です。
「寝る前2時間のリラックス」が、深い睡眠のために、そして翌日もバリバリ働くために、絶対に必要なのです。
樺沢紫苑『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』 161ページより
この寝る前の2時間を有意義にするために、本で紹介されている遊びをいくつか取り入れました。
- 寝る前の90分前には入浴を済ませる。(なるべく湯船につかる)
- 軽い柔軟運動をする。
- 読書をする。
- 23時までには就寝し、7時間の睡眠時間を確保する。
上記のことを実践する前は、寝つきが悪かったり、変な時間に何回も目が覚めたりと睡眠の質が悪く、目覚めもイマイチすっきりしませんでした。
ですが、上記のことを実践するようになってから変化がありました。
湯船につかって体を温めることで心身ともにリラックス。
そして大好きな読書に没頭していると自然と眠気がくるようになります。
布団に入るとすぐ夢の中で朝までぐっすり眠れることが多くなり、目覚めもスッキリするようになりました。
睡眠の質が良くなると、「今日も一日頑張るぞ!」とモチベーションが高い状態で朝から活動できるので、充実した一日を過ごすことができます。
寝る前のたった2時間を改善するだけでも、遊びの効果は実感できます。
今後は、寝る前にポジティブ日記を書く時間を作ることで「今日もいい日だった!」と思える時間を作り、さらに充実した寝る前の2時間を作りたいと思います。
おわりに
「日本人は働きすぎ、もっと遊べ!」と書いている本はよく見ますが、遊び方についてここまで詳しく書かれた本はあまりないと思います。
それを脳科学的に分かりやすく述べているのが、この本の魅力のひとつです。
実践できそうなことを実生活にどんどん取り入れ、「毎日が幸せ!」と思えるような生活を目指したいと思います。
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